(スペイン語)
“La quinta columna de la Yihad en Europa”La policía belga comenzó la eliminación de una red de centros de reclutamiento para las bandas de rebeldes sirios. Los reclutadores operan en toda la UE y los islamistas mercenarios, una vez que regresan de la guerra, resultan útiles para ser empleados en la propia Europa.
(http://mundo.sputniknews.com/spanish_ruvr_ru/2013_04_18/La-quinta-columna-de-la-yihad-en-Europa/)
(日本語訳)
「ヨーロッパにおけるジハードの第5列」ベルギー警察は、シリア反政府勢力のリクルート・センター網を排除し始めた。リクルーター達はEU全域で活動しており、傭兵となったイスラム主義者は、(シリアの)戦争から欧州に戻ると、今度は欧州で(の戦闘員として)雇われるのに都合が良いという訳である。
(解説)
第5列の「列」(columna)は、軍事用語で「縦隊」とも呼ばれ、縦列に並んだ部隊の戦闘隊形のこと。スペイン内戦中、反乱軍は4列(縦隊)が首都マドリード攻略を進めていたが、反乱軍のEmilio Mola将軍が、「わが方には更に第5列(quinta columna)もある」と述べて、この名称が生まれたと言われる。共和国側の拠点マドリードであったが、その内部には反乱軍に忠誠を誓う者がおり、彼らは言わば反乱軍の5番目の縦隊であるかのように、首都内部で反乱軍側に立って戦闘行動を起こす、という趣旨である。直訳である“fifth column”(英語)や「第5列」のように、国際化したスペイン語である。スペイン内戦だけでなく、第二次大戦前のチェコやポーランドに住むドイツ系住民が自衛団と称してドイツの侵略に手を貸したことは良く知られているが、最近のウクライナで起きていることが示すように、「第5列」が依然死語になっていないのは不気味である。
現在では、相手国内部に住んでいるものの、宗教・民族・思想信条等の理由でスパイ(隠れ兵力)をしており、有事にあたっては居住国に対する裏切り行為を働く者達といった程度の意味で使われる。
この例文は、EUに住むイスラム教徒がシリアの戦闘に参加した後にEUに戻ってくると、ジハーディスト(イスラム過激派)の第5列になるのではないかという記事。日本にはどんな第5列が入り込んでいるのだろうか?
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