2015年5月19日火曜日

今日のスペイン語(323)  先物市場

 今日は、経済基本用語の続き。米の先物市場がここ数年話題になっているが、そもそも先物市場とは、スペイン語でどういうのだろうか。

(スペイン語)
 El Mercado de Futuros del Aceite de Oliva (MFAO) prevé terminar el año con un crecimiento del 70% en el volumen de contratos negociados, y confía en llegar a un punto de equilibrio e incluso generar beneficios a partir de 2007 ó 2008, según manifestó ayer su presidente, Antonio Martín Mesa. La evolución de este instrumento, conocido como bolsa del aceite y único en el mundo para el sector oleícola, ha sido constante desde su creación en febrero de 2004.http://elpais.com/diario/2006/11/17/andalucia/1163719339_850215.html
 
(日本語訳)
 オリーブ油先物市場MFAO)のアントニオ·マルティン·メサ会長が昨日明らかにしたところでは、今年の成約取引量は70%増加し、また2007年乃至2008年からは損益が均衡し、或いは利益が出ることが見込まれている。世界で唯一のオリーブ油取引所として知られるこの市場は、2004年2月に創設されて以来、着実に伸びてきた。


(解説)
1 ご承知の通り、大きな価格変動のある証券や農産物等の商品などを、将来のある時点で、ある価格で売買することを約束する契約、即ち先物取引を行うところが先物市場。

2 今や世界中で、多くのモノについて当然のごとく存在する先物市場だが、世界初の先物市場は、江戸時代の1730年、江戸幕府公認の下に生まれた大阪(当時は大坂)の堂島米会所。この話を外国人にすると、相当経済に詳しい人でも知らず、驚かれることが多い。機会があれば本項の用語を駆使して披露すれば、一目置かれること、(多分)間違いなし。

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