2015年5月20日水曜日

今日のスペイン語(324)  外貨準備高

 日本や中国の外貨準備高が高い水準にあるが、そのことはあまり話題にならない一方、一部の諸国では、これが低い水準にあるので懸念される云々という報道がよくみられる。関連記事を参考に表現を覚えておこう。

(スペイン語)
 Las reservas internacionales superaron los 33.216 millones de dólares, el monto más alto desde el 5 de noviembre de 2013, luego de que el Banco Central concretara una compra récord de 630 millones de dólares en el mercado de divisas.http://www.telam.com.ar/notas/201504/103247-argentina-reservas-internacionales-banco-central-aumento.html

(日本語訳)
 中央銀行が、外国為替市場6.3億ドルという記録的な買い入れを実施した後、外貨準備高は、2013年11月5日以来の最高額である332億1,600万ドルを超えた。

(解説)
1 外貨準備は、「通貨当局が為替介入に使用する資金であるほか、通貨危機等により、他国に対して外貨建て債務の返済が困難になった場合等に使用する準備資産です。わが国では、財務省(外国為替資金特別会計)と日本銀行が外貨準備を保有しています。」というのが日本銀行の定義。証券、預金、金、SDR等の形で保有される。

2 上記の記事は、アルゼンチンの外貨準備高が332億ドル強となったというものだが、私が駐在していた2006~2008年は400億ドルを超えていたと記憶している。途上国・債務国の場合、外貨準備高は国の信用度を測る指標の一つとして、その増減が注視されている。なお、世界で最も外貨準備高が多いのは中国(約3.9兆ドル)で、二番目が日本(約1.25兆ドル)、米国は約1,200億ドル。

 

 

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