このブログでは、いくつか有名ハリウッド映画の名文句(科白)をスペイン語でご紹介しているが、もともと「英語」の科白なのに、 スペイン語版を覚えて何の役に立つの?、 と疑問を頂く方のために、少々補足説明。
このブログでは名科白として取り上げていないが、1982年のE .T(E.T. The Extra-Territorial。スティーブン・ スピルバーグ監督)が封切りされてから暫くの間、 スペインの若者の間で、人差し指を伸ばして” Mi casa. Teléfono.”と言うのが大流行したことがあった。E. T.が主人公の少年エリオット達に(英語では)”E.T. Home. Phone”と訥々と喋りかけるシーンである。 この頃大学生だったスペインの元若者は、すでに50歳前後だが、 間違いなく覚えているだろう。”Mi casa...Teléfono.”の一言で、 かつて若い頃に共通の文化体験をした連帯感を醸し出すことができ るかもしれない。機会をみつけて、ぜひ使ってみましょう。
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