2015年1月24日土曜日

今日のスペイン語(261)  スペイン語の普及

 スペイン外務・国際協力省のHPに、スペイン語の将来と題した、グラシア国際協力担当長官の講演要旨(昨年12月にバリャドリードで行ったもの)が載っていた。スペイン語学習者にとって追い風になりそうな話なので、ざっと読んでおこう。

 
(スペイン語)
Tras recordar los resultados de la Cumbre de Veracruz, dedicada en esta XXIV edición a la educación, la cultura y la innovación, Jesús Gracia ha destacado en su intervención que el futuro del español está absolutamente asegurado. “Con 500 millones de hispanohablantes en el mundo, es la segunda lengua por número de hablantes y como lengua de comunicación internacional”, ha recalcado. Según el secretario de Estado, se prevé que en el futuro, el 10 por ciento de la población hable español; además, hay cerca de 20 millones de estudiantes de español en todo el mundo y un gran potencial de crecimiento en Estados Unidos y en Brasil. Se estima que en 2050 Estados Unidos será el primer país hispanohablante del mundo con 133 millones de personas hablando español y en Brasil, 30 millones de personas hablarán español como segunda lengua. Como tareas pendientes, Jesús Gracia ha citado la expansión del español en Asia y en África.(以下略)
http://www.exteriores.gob.es/Portal/es/SalaDePrensa/Actualidad/Paginas/Articulos/20141211_ACTUALIDAD2.aspx

 
(日本語訳)
 ヘスス・グラシア(スペイン外務・国際協力省国際協力担当長官)は、講演の中で、教育、文化と技術革新に関する第24回ベラクルス・サミットの成果を想起した後に、スペイン語の将来は安泰であり、 「世界中に5億人のスペイン語人口がおり、スペイン語はその人数及び国際的なコミュニケーションの言語として世界第二位の言語である」ことを強調した。長官によれば、将来(世界の)人口の10%がスペイン語を話すようになるとみられており、更に全世界で約2,000万人がスペイン語を学習しており、特に米国とブラジルで増加する可能性が高い由である。2050年には、米国は13,300万人がスペイン語を話す世界最大のスペイン語国となり、ブラジルでは3,000万人が第二の母国語としてスペイン語を話すようになると推定されている。ヘスス・グラシアは、アジアやアフリカのスペイン語の拡大を、今後の課題として挙げた。


(解説)
 私の経験上も、既に米国ではスペイン語が相当程度通用する。前回ニューヨークに出張した際、仕事は英語だったが、それ以外の機会に(空港、タクシー、ホテル、レストラン、商店等で)全てスペイン語で通していけるか否かを試してみたことがあるが、まったく問題なかったのには驚いた。ブラジルでも、出来るだけポルトガル語で喋ろうとしても言葉が出て来ず、仕方なくスペイン語でゆっくり喋ると、普通のブラジル人との間でおおよその相互理解が出来たことを思い出す。

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