2015年9月25日金曜日

今日のスペイン語(391) ジョーク 手術の効果

 医者や病院に関するジョーク・シリーズ。今日は名医が手術すると、どんな効果が期待できるかという話。

(スペイン語)
- Doctor, dígame la verdad: después de la operación, ¿podré tocar la guitarra?
-Pues, sí, perfectamente.
-¡Qué bien! Porque antes no sabía.

(日本語)
―先生、本当のことを言ってください手術後、ギターを弾けるんでしょうか?
 さよう、完璧に弾けますよ。
―ああよかった! 以前は弾けなかったんです。


(解説)
(1)そもそも外科手術は、病気や怪我を直すのが唯一の目的であって、手術おおかげでギターが弾けるようになる訳はないのだが。医者に過度の期待をかけるという噺は、他にもいくつかある。例えば、「手術の後は働けるんでしょうか?」と聞く患者に対して医者が「問題なく働けますよ。」と答えると、患者が「病気が治るだけでなく、職まで斡旋してくれるんですか、ありがとうございます。」さすがに病院で就職斡旋までしてくれると期待するのは、如何なものかと思うけれど

(2) Doctor, dígame la verdad.”は、ドラマなどでもよく聞く。自分は本当は余命いくばくもないのではないかと疑う患者が、医者に真実の告知を求める際の典型的な科白。

(3)”no sabía” は、“no sabía tocar la guitarra antes de la operación”(手術をする前には、ギターが弾けなかった)という意味。

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