2015年9月1日火曜日

今日のスペイン語(382) ジョーク:名料理人

 今日のジョークは、たいていのオケージョンで気軽に使用できる安全版。ただし、誰かの家に招かれて、ひどい食事が出た時には、使わない方がよい。何故かというと...

(スペイン語)
--María  - dice la señora a la cocinera -. Hoy comen con nosotros los señores Botín.
--Muy bien, señora  - contesta la empleada -. ¿Quiere usted que vuelvan o que no vengan más?

(日本語訳)
 奥様が料理人に、「マリア、今日はボティン夫妻が食事に来るのよ。」
 マリアの返事は、「承知しました、奥様。それで、(ボティン夫妻には)また来て頂きたいですか、それとも、二度と来てほしくないですか?」

(解説)
1 お分かりのように、料理人のマリアは料理の達人(?)で、招かれた客が感動して、また来たくなるような御馳走を作ることもできれば、二度と食べたくないような不味い食事を供することも出来るのである。

2 マリアは、裕福な家に雇われている使用人の一人で、料理を担当しているので、最初の文章では”cocinera”(料理人)と記してある。ご存じの通り、スペイン語では同じ単語の繰り返しを嫌うので、次の文章では“empleada”(使用人)を書いてある。 “criada”“muchacha””chacha”とも言う。

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