2015年10月4日日曜日

今日のスペイン語(399) ジョーク 無人島漂流 

 ジョークの一つに、いろいろな国の人が登場し、その国ならではの振る舞いをするカテゴリーがある。そういったジョークには、しょっちゅう日本人が出てきて、笑いをとるのだが、我々から見て、出来のよいものと、歪んだ日本人像に見えるものがある。今日のやつはどうだろか。

(日本語)
 無人島に男2人と女1人が漂着した。さて彼らの運命やいかに。

男2名がイタリア人だったら、一人の女を巡って決闘するであろう。

フランス人だったら、男のうち一人が女と結婚し、もう一人の男は、女の愛人となるだろう。

ドイツ人だったら、やはり男の一人が女と結婚し、もう一人の男は公証人役を務めるだろう。

米国人だったら、一人の男が女と結婚するが、上手くいかずに離婚訴訟を起こし、もう一人の男は彼に法律相談サービスを提供するだろう。

オランダ人だったら、男二人が結婚するだろう。

日本人だったら、二人とも本社に対応を照会するだろう。

(スペイン語)
 Dos hombres y una mujer llegan de náufragos a un isla desierta. ¿Qué suerte les esperará?

Si los dos hombres son italianos, se batirán en duelo por la mujer.

Si son franceses, uno se casará con la mujer, y el otro será su amante.

Si son alemanes, uno se casará con la mujer, y el otro servirá de notario.

Si son americanos, uno se casará con la mujer pero luego presentará una demanda de divorcio, y el otro le prestará servicio jurídico.

Si son holandeses, los dos hombres se casarán.

Si son japoneses, los dos hombres consultarán con la oficina central de su empresa.

 
(解説)
(1)ここに挙げられた各国の男性達には、それぞれ言い分があろうが、広く持たれている印象(または偏見か?)をよく表している。日本人についていえば、日本企業が海外進出を始めた当初、海外支店とか連絡事務所だったので、出先には権限も資金もなく、ほとんど全てを本社に照会せざるを得なかったために、このようなイメージが定着してしまったのではないか、というのが私の推測である。

(2)「決闘する」は“batirse en duelo”。

(3)「本社」は“la oficina central de la empresa”または“casa matriz”。「支店」は“sucursal”。

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