(スペイン語)
Miles de católicos españoles acudirán
este miércoles a sus iglesias para la imposición de la ceniza, un rito
que "se está perdiendo entre los jóvenes", según expertos, y que
marca el inicio de la Cuaresma.
"Las
personas mayores siguen teniendo esa tradición, pero en la gente joven se va
perdiendo, no así en los colegios religiosos
donde sí se impone la ceniza a niños y adolescentes", ha
explicado el profesor de Liturgia y maestro de ceremonias de la Catedral
de Pamplona, Juan Antonio Goñi, con motivo del Miércoles de Ceniza.
(日本語訳)
この水曜日、スペインの多くのカトリック教徒たちはそれぞれの教会に行って額に灰を付けてもらうだろうが、専門家によれば、この四旬節の開始を示す儀式は若者の間で失われつつある。
灰の水曜日の機会に、パンプローナ大聖堂で典礼・儀典担当教授を務めるフアン·アントニオ·ゴニは、「高齢者はこの伝統を続けているが、若者の間では廃れつつある。尤も、ミッション系の学校では事情は異なり、児童や若者たちに灰をつけている。」と述べた。
(解説)
1 キリスト教徒にとって重要な聖週間については、昨年4月の「今日のスペイン語(36)」で説明したのでご参照願いたい。イエスが断食を始めた四旬節の始まりが「灰の水曜日」で、今年は2月18日(水)にあたる。断食は(断食をしない日曜日を除いて)40日間なので四旬節(cuaresma)と呼ばれる。40日に6回の日曜日を足すと46日。よって灰の水曜日は復活祭の46日前とされている。今年の復活祭は4月5日(日)である。昨年の説明の繰り返しになるが、復活祭は、春分後の最初の満月の次の日曜日と定められているので、一連の日程は毎年動く。2 この日には、信徒は自分の属する教会のミサに行き、そこで神父さんから額に灰で十字架の印をつけてもらう。旧約聖書で「人は塵から生まれ塵に戻る」とされており、実際、神父さんが額に灰をつける際には“Polvo eres y en polvo te convertirás.”と言う。灰は死を思い起こし、悔い改めるための道具ということだろうか。
3 その昔、この日に街中で額に煤をつけた人が目に付いたので、不思議に思った記憶がある。なお英語でAsh Wednesdayと言うように、カトリックだけでなく新教でもこの習慣は続けられている。
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