(スペイン語)
La posible salida
de Grecia de la zona euro ha vuelto a saltar al debate europeo, pero desde
Bruselas se ha querido zanjar con celeridad. La posición de la Comisión Europea
es mantener a todos sus socios dentro de la moneda única y más aún después de
que se haya sumado recientemente Lituania como nuevo miembro. Como muestra de
fortaleza, los principales partidos europeos tampoco dudaron en respaldar esta
postura para alejar el fantasma del «Grexit». (http://www.larazon.es/detalle_normal/noticias/8337244/internacional/la-ue-cierra-filas-para-alejar-el-fantasma-del-grexit#.Ttt1lNsCcJVikCj)
(日本語訳)
ギリシャのユーロ圏離脱の可能性が再び議論されるようになったが、ブリュッセルは早くこの議論に決着をつけたがっている。欧州委員会の立場は、特に最近リトアニアが新たにユーロ圏に加わった現在、ユーロ圏の全てのメンバーを維持することである。この立場を強める観点から、欧州の主要政党は「Grexit」という亡霊を追い払うために、連帯してこの(欧州委員会の)立場に躊躇なく支持を表明した。
(解説)
1 Grexitとは、ギリシャがユーロから脱退すること。ギリシャ危機に際してメディアが使い始めた単語。言うまでもなく、Greeceとexitをくっつけた造語。
2 “el fantasma de Grexit”という表現は、おそらくマルクス(Karl Marx)とエンゲルス(Friedrich Engels)による「共産党宣言」(1848年)の有名なフレーズを拝借したものと思う。“Un fantasma recorre Europa, el fantasma del
comunismo.”(欧州を亡霊が徘徊している。共産主義という亡霊である。)欧州の知識人なら誰でも(共産党宣言を読んだことのない人でも)知っている、このフレーズも是非覚えておこう。
3 本稿を書いている2月6日現在、ギリシャ新政権も欧州関係者もGrexitを望んでいないと言いつつも、出口が見えていない。ギリシャのみでなく、対ギリシャ債権を抱える欧州金融機関、ユーロ圏そしてEUそのものの将来像に大きな影響を与えるだけに、世界のビジネスは今後も事態の推移を注視していかざるを得ないであろう。
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