2015年3月1日日曜日

今日のスペイン語(279)  鶏肉の部位

 最近、牛と豚の価格が上がっているためか、鶏肉を食する機会が増えているようなので、鶏肉の部位についても解説する。一番ヒット数の多かったのが、牛肉の部位、次いで豚肉の部位だったので、今回は3匹目のどじょう狙い。

 


 

 

 上図の部位ごとに、以下の通り訳語と若干の説明。
1 ムネ:pechuga
 柔らかくて、脂肪が少なく、淡泊な味。焼きもの、炒めもの、サラダに使われる。

2 ササミ:solomillo de pollo
 胸骨に沿ったところにある、笹の葉形の部位で、柔らかくて脂肪の少ない、淡泊な味。牛や豚で言うヒレに当たる。

3 手羽:ala
 ゼラチン質で脂肪が多い部位。煮込み、揚げ物、焼き物に使われる。

4 モモ:muslo
 肉質は硬め、タンパク質や脂肪が多い部位。照り焼き、揚げ物等に使われる。いわゆる鶏揚に最も多く使われている。

5 レバー:hígado
 肝臓。脂肪が少なく高タンパクで、ビタミンA,B1,B2,鉄分を多く含む。串焼きや煮物、揚げ物、炒めものに使われる。

6 スナギモ:molleja
 胃袋の筋肉部分で、コリコリとした食感。タンパク質、ビタミンB2,鉄分を含み、脂肪分は殆どない。串焼き、から揚げ、炒めものに使われる。

7 心臓:corazón
 日本ではあまり見かけないが、ブラジルのシュラスコでは欠かせない部位。鶏の心臓を数時間ビールに漬けておき、バーベキューの準備が始まると同時に、長い串にこれを素早く次々に刺して炭火にかけるのは、ブラジルに住んでいた時の私の得意技であった。

0 件のコメント:

コメントを投稿