2014年11月27日木曜日

今日のスペイン語(234)  人種差別

 25日、米ミズーリ州ファーガソンで、黒人青年を射殺した白人警官に対して大陪審が不起訴を決定し、各地で騒動が起きているとのニュースが世界を駆け巡っている。スペインでも同様で、関連記事を題材に単語や表現を学ぼう。

 
(スペイン語)
 En Ferguson se proyectan los traumas de la América de Obama, el primer presidente de origen africano en el país de la esclavitud y la segregación. Ferguson es la pantalla que refleja la mala conciencia blanca por el racismo que definió este país desde su nacimiento —los fundadores eran esclavistas— y unas actitudes discriminatorias que persisten y han aplazado las esperanzas que trajo la llegada de Obama a la Casa Blanca en 2009.
http://internacional.elpais.com/internacional/2014/11/25/actualidad/1416948595_614886.html


(日本語訳)
 オバマ大統領は、奴隷制隔離政策の国で最初のアフリカ系大統領であるが、ファーガソンには、そのオバマのアメリカが抱えるトラウマが、映し出されている。ファーガソンというスクリーンに映っているのは、一つは、アメリカ創設以来の人種差別主義(この国の創設者は奴隷主義者であった)に対する白人の自責の念である。もう一つは、依然として続く差別的な行為であり、(これらの行為がなくなるであろうという)期待は、2009年にオバマがホワイトハウス入りするまで先延ばしにされてきたのである。

 
(解説)
 人種差別に関するいくつかの基本的単語を覚えておこう。
―差別:discriminación
―人種差別(主義):racismo
―人種差別をする者:racista
―奴隷制:esclavitud
―奴隷:esclavo
―隔離(政策)segregación (かつて米国で行われていたように、白人と黒人の学校、バス、公共施設等を分けて、特定の人種を社会のメインストリームから「隔離」すること。)

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