(15)投資:Inversión
(日本語)
投資家保護のルールが明確化し、投資が自由に出来れば、TPP域内におけるグローバルバリューチェーンの構築が一層促進される。このような考えに基づき、投資アクセスの自由化、内外投資家の無差別原則(内国民待遇、最恵国待遇)、違法な収用や特定履行要求の禁止、市場アクセスの改善、投資に関する紛争解決手続等(ISDS)について議論されている
(スペイン語)
Con los reglamentos para la protección
de los inversores claramente definidos junto con la libertad de inversiones
,se promoverá aún más construir una cadena
de valor global en
la región del TPP. En base a esta idea, se están negociando, en
este capítulo, la liberalización del acceso para la inversión,
el principio del tratamiento no discriminatorio de inversores domésticos y extranjeros (el trato nacional y el trato
de la nación más favorecida), la prohibición de expropiación ilegal y de específicos
requisitos de desempeño, mejora del acceso al
mercado y los procedimientos
de solución de controversias (ISDS), entre otras cosas.
(解説)
国際的な投資に関しては、WTO協定の一部として貿易関連投資措置協定(TRIMs)があるが、名称からわかるように、貿易関連の諸事項に限定された内容であり、未だ投資全般を扱うマルチの条約はない。日本をはじめ各国が二国間投資協定を締結するか、或いはEPA協定の中に投資章を設けて、内国民待遇や最恵国待遇等について規定しているのが現状である。
TPP交渉でよく話題になるのが、投資に関する紛争解決手続き(ISDS)である。これは、例えば、投資受入れ国が無理無体な外国資本の収用を強行したような場合、投資家が当該投資受入れ国を相手に、国際的な投資紛争解決機関の仲裁に付託できるよう規定するもので、日本が締結している既存のEPAの多くで既にISDS手続きが規定されている。
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