2015年4月21日火曜日

今日のスペイン語(308)  UFO

 たまたま本屋の「トンデモ本」コーナーを除いたら、依然としてUFOモノが随分沢山置いてあった。日常生活ではあまり使わないが、スペイン語圏でこれを話題にすると、幅広いスペイン語の知識を褒められる(かもしれない)。

(スペイン語)
 Dos pilotos de combate estadounidenses recibieron órdenes de despegar lo más rápido posible y derribar un Objeto Volador No Identificado (OVNI) detectado sobre una campiña inglesa el 20 de mayo de 1957, durante la Guerra Fría, según archivos secretos británicos desclasificados y citados por el diaro The Times.http://internacional.elpais.com/internacional/2008/10/20/actualidad/1224453609_850215.html


(日本語訳)
 冷戦中の1957年5月20日、2名の米国の戦闘機パイロットが、緊急発進して、英国の片田舎で探知された未確認飛行物体(UFO)を撃墜するよう、指令を受けていた。これは、The Times誌が、機密解除された英国の秘密文書として引用したものである。

(解説)
1 例文にある通り、UFOはスペイン語では、Objeto Volador No Identificado、略称OVNI(そのままオブニと発音)。英語のUFO(Unidentified Flying Object)を直訳したもの。

2 UFOと並んで日本語に定着しているのが「オーパーツ」。英語の“out-of-place artifacts”の略語“Ooparts”である。文字通り、「その場にそぐわない造作物」。スペイン語圏では、ペルーにあるナスカの地上絵は、古代の人類が描けた筈はない、宇宙人が描いたのではないか、という説とともに良く知られたオーパーツ。ただ、スペイン語でこれに該当する表現は何だろうか。

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