2015年4月8日水曜日

今日のスペイン語(301)  BCP

 先日、仙台で国連防災会議が開催され、自然災害に備える大切さが改めて認識された。今日は、2011年の東日本大震災後に取り上げられる頻度の増えたBCPについて、或るスペイン紙からの引用。

(スペイン語)
 Entre las empresas que enfrentaron una contingencia y no contaban con un plan ni los recursos adecuados para poder sobreponerse a un evento, el 43% nunca reanudaron sus operaciones, el 29% cerraron en los siguientes tres años, según datos recopilados por Richmond House Group.(中略)

La magnitud de estos hechos deja claro el por qué se debe tener un plan de Continuidad del Negocio (BCP). Pero, ¿cómo empezar? ¿Cuáles son los puntos clave para entender qué es lo que se necesita y hacia dónde se quiere ir?
http://searchdatacenter.techtarget.com/es/consejo/Cinco-aspectos-clave-de-Continuidad-de-Negocios

 
(日本語訳)
 リッチモンド・ハウス・グループの収集したデータによると、不測の事態を克服するための計画も十分なリソースも持たない企業がこのような事態に直面した場合、うち43%が操業を再開せず、また29%が、その後3年以内に店を閉じることとなった。

この事実の重大さを考えれば、何故事業継続計画(BCPを用意しておくべきか明らかである。しかし、(BCPを)どのように始めるのか?何が必要で何を目指すかを理解するキーポイントは何か?

 
(解説)
 BCPは英語のBusiness Continuity Planning(事業継続計画)の略だが、今や、日本でもBCPで通じるほど市民権を得ている。地震・台風などの自然災害や事故・事件などの人災に際して、企業活動が続けられるように、予め準備しておく、いわば緊急事態マニュアルである。原材料入手、人員確保、交通手段や販路等の代替手段を想定し関係先と計画を共有しておくことにより、自分自身の事業のみならず地域全体の受けるダメージを最小限に抑えることができる、重要なコンセプトである。

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