2015年7月17日金曜日

今日のスペイン語(340)  レペのジョーク

 スペインのジョークは、いくつかのカテゴリーにわけることができるが、その一つが、chistes de LepeLepeAndalucíaHuelva県の小さな村で、何故か昔から、この村の人(lepero)をネタにしたジョークが多く語られている。私達外国人はあまり語らない方がよいが、スペイン人がレペのジョークを言った時に分からないと困るので、一つくらい覚えておこう。

(スペイン語)
 Uno de Lepe va al cine, y la muchacha de la taquilla le dice:
- Señor, es la cuarta vez que compra la entrada.
 El lepero le contesta:
- Ya, es que el imbécil de la puerta me la rompe...

(日本語訳)
 レペ村の人が映画館に行った。切符売り場の女性係員が、
―お客様、切符をお買いになるのはこれが4回目ですよ。
 これに答えて、
―ああ、わかってる。だって入口にいる馬鹿野郎が切符を破っちまうんだ。

(解説)
 レペの人達はとんでもない田舎者なので、映画館の入り口で係員が切符を半分ちぎることさえ知らない、というジョーク。随分失礼な中身である。
 もちろん、レペの代わりに別の国名や村の名前を使ってもよいし、“uno del pueblo”(田舎の人)としても立派なジョークになる。
 これを書いていて、次から次へとレペ・ジョークが思い浮かんできたが、外交的配慮から、ここで打ち止めにしておく。

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