2015年7月9日木曜日

今日のスペイン語(334) スペイン語の名前と英語の名前

 7月5日、英国王室シャーロット王女の洗礼式が行われた際に、スペインのニュースでは彼女を“Carlota, hija de Guillermo y Catalina”と 紹介していた。「ウィリアムとキャサリンの子であるシャーロット」のことだと理解するのに、少々時間を要した。

スペイン人との会話で英語圏の人物が話題になった際、誰の事だか見当もつかないことが時々ある。何故かと言うと、(1)この例のように、英語名に対応するスペイン語名が随分異なるため、(2)スペイン人の発音が相当ユニークなため、の2つの原因がある。
 チャーチル(Winston Churchill)首相をスペイン語読みで「チュルチル」と言われても何とかついていけるが、西部劇のスターであるジョン・ウェイン(John Wayne)を「ホン・バイネ」と発音されてしまっては、理解不能というのが後者の例である。

歴史や宗教(キリスト教)をある程度共有するスペイン語と英語では、多くの場合互いに対応する個人名が存在する。GabrielとかSamuelのように、どちらの言語でも、発音を含めて似ているものもあるが、今日は、特に異なって聞こえる名前を選んでみた。スペリングを見ると似ているけれど、発音してみると無関係の名前に聞こえるから不思議である。(以下、左がスペイン語、右が英語名。)

 

(男性名)
Aníbal  ― Hannibal (カルタゴの名将ハンニバル)
Antonio  ― Tony、 Anthony (名優アントニオ・バンデラスはTony)
Benito ― Benedict
Carlos ― Charles, Charlie (英国の皇太子はカルロス)
Domingo ― Dominic (歌手プラシド・ドミンゴはDominic)
Esteban  ― Stephen、 Steve(n) 
Felipe  ― Philip (スペイン国王はフィリップ)
Guillermo  ― William、 Bill、 Will(クリントン大統領はGuillermo)
Hugo  ― Hugh (ウゴとヒューは同じ名前とは思えないけど)
Santiago  ― James (何故これが対応するのか、未だにわからない)
Jorge  ― George (ブッシュ大統領はJorge)
Josué  ― Joshua (聖書のジョシュア記はLibro de Josué)
Pablo  ― Paul (St. PaulはSan Pablo)
Pedro  ― Peter (天国の鍵を持つのは英国ではピーター)

(女性名)
Carlota  ― Charlotte (英国の王女)
Carolina  ― Caroline, Carol 
Catalina  ― Chatherine (ウィリアム王子の妻はカタリナ)
Elena  ― Helen
Estefanía  ― Stephanie
Inés  ― Agnes (アグネス・チャンはスペインではイネス)
Isabel  ― Elizabeth, Betty (イサベル女王と英国女王は同名)
Juana  ― Jane 
Leonor  ― Eleanor (フェリペ6世の長女とルーズベルト大統領夫人の名は同じであった)
Mariana  ― Miriam

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