2015年7月22日水曜日

今日のスペイン語(344)  ジョーク

 またジョークを思い出した。以前に(今日のスペイン語(328))紹介したように、スペインのジョークには、いたずら好きな少年Jaimitoを題材にした「Chistes de Jaimito」と呼ばれるカテゴリーがある。今日はその一つ。他愛ないジョークなので、いつでもどこでも安心して使える。

(スペイン語)
La profesora da las notas luego de la evaluación:
-- Luisito un diez, Pedrito un ocho, Jaimito un cero.
-- Oiga profesora, ¿Y por qué a mí un cero?
-- Porque has copiado el examen de Pedrito.
-- ¿Y usted cómo lo sabe?
-- Porque las cuatro primeras preguntas, están iguales, y en la última pregunta Pedrito respondió: "Esa, no me la sé" y tú has puesto: "Yo tampoco.”

(日本語)
先生が試験の採点後に、答案を渡しながら、
- ルイシト10点、ペドリト8点、ハイミト0点。
ねえ先生、なんで僕は0点なの?
-
ペドリトの答案をカンニングしたからよ。
- (カンニングしたって)どうしてわかるんですか?
- 最初の4問の答えが(ペドリトと)同じでしょ。最後の問にペドリトは「わかりません」と書いて、あなたは「僕も(わかりません)」と書いたでしょ。


(解説)
1 小学校のテスト等で、先生が試験結果を通知することを“dar las notas”という。厳密に言えば、必ずしも答案用紙を渡すとは限らないが。

2 「カンニングする」copiar el examen”。ここでexamenは答案用紙のこと。なお、人の答案を見るのでなく自分で準備したカンニング用紙は“chuletilla”と呼ぶ。

3 ご存じの通り、スペインでは小さな子供の名は縮小辞をつけて呼ぶことが多い。あえて日本語に訳せば「○○ちゃん」だろうか。

 例文の通り、JaimeJaimitoLuisLuisitoPedro Pedrito。その他、MiguelManuel(Manolo)MiguelínManolín  RaúlRaulilloといった縮小辞もある。

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