2014年10月24日金曜日

今日のスペイン語(211)  矛盾する諺 その2


3 リスクをとるか、安全策か

"El que no arriesga, no gana.”
「虎穴に入らずんば虎児を得ず。」
                      対
“Más vale pájaro en mano que ciento volando.” 「百羽の飛ぶ鳥より手にした1羽。」

飛ぶ鳥を捕まえるのは難しい。現代風に言えば、ハイリスクハイリターンの商品よりも安全確実な投資をしなさい、という勧めだろうか。微妙に違うけれど、「とらぬ狸の皮算用。」にも通じる発想である。

 
4 ツーストライク、さて3球目は?

"No hay dos sin tres."
2度あることは3度ある。」
                      対
"A la tercera va la vencida.”
3度目の正直。」

 2回失敗しても、3度目に頑張れば本望成就に至る、という前向きの教訓である。

 
5 いつやるか?

"No dejes para mañana lo que puedas hacer hoy.”
「善は急げ。」 「巧遅は拙速に如かず。」「今でしょ。」
                      対
Ve despacio si tienes prisa.”
「急がば回れ。」

また、やむを得ない事情で仕事を手っ取り早く片付けられなかった方には、次の諺もある。

“Más vale tarde que nunca.”
「遅くても、やらないよりまし。」

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