2014年10月18日土曜日

今日のスペイン語(204)  TPPの交渉分野 その7


(7)政府調達:Contratación Pública

(日本語)
 或る国が特定の地域産業や中小企業の振興等のために、その政府調達において国内産業を優遇することが行き過ぎると、国際貿易を歪曲し得る。そのため中央政府や地方政府による物品・サービスの調達に関して、内国民待遇の原則や入札の手続等のルール、更に市場アクセスの改善について議論されている。


(スペイン語)
 Si un país da trato con demasiada preferencia a una industria nacional en su contratación pública para la promoción de determinada categoría de industria regional o pequeñas y medianas empresas, puede distorsionar el comercio internacional. Se está negociando, por lo tanto, sobre las normas como el principio del trato nacional y los procedimientos de la licitación y la mejora del acceso al mercado, en las licitaciones públicas de bienes y servicios por parte del gobierno central y local.

 
解説
 政府調達については、WTO協定とは別枠で、先進諸国のみが加盟する、いわゆるプルリの協定として政府調達協定Government Procurement Agreement. GPA協定)が締結された。現在の締約国は43。
 一方で、特に途上国では、中央政府や地方政府、国営企業による財・サービスの調達が多く、TPPにおいて、政府調達の自由化水準を高め、協定参加諸国企業が各国の政府調達に更に積極的に参加していくことが望まれる。

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