2014年9月4日木曜日

今日のスペイン語(170)  早口言葉 その1

 スペイン語圏の友人が出来ると、(たぶん私達の舌が絡まるのを笑いのネタにするため)スペイン語版早口言葉を教えてくれるが、これがなかなか難しい。そこで、有名な早口言葉をいくつか懸命に練習して滑らかにこれを披露し、何とか名誉を挽回した覚えがある。スペイン語圏の人達は子供の時から練習を積んでよく知っているので、早口言葉を話題にすれば、必ずや会話がはずむきっかけになるだろう。特によく知られているのをいくつか紹介する。

 
Otorrinolaringólogo trabaja en la otorrinolaringología.
「耳鼻咽喉科医は耳鼻咽喉科で働く。」

(注)これは、耳鼻咽喉科という単語自体が長くてややこしいというタイプ。入門編というところか。
 
 

El tomatero Matute mató al matutero Mota porque Mota el matutero tomó de su tomatera un tomate. Por eso, por un tomate, mató el tomatero Matute al matutero Mota。”
「密売人のモタがトマト畑からトマトを一つ盗んだので、トマト農家のマトゥテは密売人のモタを殺した。たった一つのトマトのために、トマト農家のマトゥテがモタを殺してしまった。」

(注)小文字の“matute”が密輸(品)を意味するので、Matuteが密売人でなくトマトを作る方というところで、先ず躓きそうになる。それに加えて、tomatera, tomatero, matuteroという、似たような音の単語が並ぶのもややこしい。

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