2014年4月22日火曜日

今日のスペイン語(33)  粗鋼生産

 日本の粗鋼生産が回復しつつあるとのニュースを見つけた。

(日本語) 日本鉄鋼連盟が21日に発表した2013年度の粗鋼生産量は、1億1,151万トンだった。これは前年度比3.9%増で、2年連続で前年度の実績を上回った。過去最高だった2007年度(1億2,151万1千トン)以来高水準となった。
この生産増を引っ張ったのは建設業と自動車製造業だった。4月1日からの消費税値上げを前に、住宅と自動車の販売が増加し、また、震災被災地の復興プロジェクトも粗鋼需要を後押しした。

(スペイン語訳) La Federación del Hierro y el Acero de Japón anunció el día 21 que la producción de acero en bruto en Japón fue de 111 millones 500 mil toneladas en el año fiscal 2013, lo que representa un 3,9% de aumento en referencia al año anterior, segundo aumento anual consecutivo. Con esta cifra alcanzó su nivel más alto desde 2007, cuando la producción fue de 121 millones 151 mil toneladas, siendo el máximo nivel histórico.
 El aumento fue incentivado principalmente por la industria constructora y la automotriz. Las ventas de viviendas y coches aumentaron antes del incremento del impuesto al consumo, que tuvo lugar el primero de abril. Los proyectos de reconstrucción de las zonas devastadas del noreste del país también hicieron aumentar la demanda.”

(解説) 今でこそ世界の粗鋼生産量第一の地位を中国に譲っているものの、かつて日本が世界1だったことが懐かしく思われる。
 
 尤も、日本の製鉄業は日本だけで鉄を作っている訳ではない。2012年にブラジルのミナスジェライス州に本拠を構える製鉄会社ウジミナス社(USIMINAS. Usinas Siderúrgicas de Minas Gerais, S.A.)の生産開始50周年記念式典に出席する機会があった。この会社は1958年、ブラジルの国家プロジェクトに日本の官民あげて協力して設立され、1962年に生産を開始した会社で、現在も日本勢が筆頭株主。ブラジルの会社なので社内でポルトガル語が共通言語だが、社長のJulián Eguren氏はアルゼンチン人なのでスペイン語で心地よく会話できる。閑話休題。やっとスペイン語の話に戻った! なお、ミナスジェライス州には、ウジミナスに加えて、フランスのヴァローレックと日本の資本が合弁でシームレスパイプを作る製鉄所も存在する。

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