(スペイン語)“El secretario de Estado de Cooperación Internacional y para Iberoamérica participará el lunes 7 de abril, en Kigali, en la ceremonia de conmemoración del vigésimo aniversario del genocidio de Ruanda. La iniciativa invita a reflexionar durante las próximas semanas sobre la matanza brutal de 800.000 personas inocentes y sobre las lecciones de unidad y determinación de renovación que el pueblo ruandés ha dado desde entonces.”(スペイン外務協力省HP)
(日本語訳)(スペイン外務省の)国際協力・イベロアメリカ担当長官は、4月7日に(ルアンダの)キガリで行われるルアンダ虐殺20周年記念式典に出席する。この行事では、今後数週間にわたって、80万にのぼる無辜の市民が残忍に殺害されたことを振り返り、同時に、その後ルアンダ国民が、団結の必要性という教訓を得て新たな道を歩む決意を示していることに思いを致すよう、呼びかけられている。
次の記事も、関連用語がいくつか出てくるので、ご参考まで。
(日本語訳)イスマエル・モレノ判事は、江沢民・元中国国家主席と他の4名の(中国)指導者達の逮捕を命じた。チベットを支援する複数の団体は、彼ら(江沢民他)を、チベット人民抑圧の一環としてジェノサイド、拷問及び人道に対する罪を犯したとして告発している。
(解説)20年前のルアンダ虐殺は、ツチ族とフツ族という民族間の紛争であったが、その遠因となる不幸な歴史的経緯もあって、当時、驚きと悲しみを以て大きく報道された。その後も映画「ホテル・ルアンダ」(2004年。テリー・ジョージ監督)等を通じて世界中の人々の記憶に残っている。ルアンダの民族間融和や国造りは、日本をはじめ国際社会が引き続き支援しているところである。
―”genocidio”:ある民族や集団に対する計画的な大量虐殺のこと。日本語でも英語の「ジェノサイド」が定着している。殺虫剤や除草剤を英語で”pesticide”(スペイン語で”pesticida”)、殺人を “homicide”(スペイン語で”homicidio”)というが、これらの語尾にある”-cide”は「殺戮する」という意味。その前に「種族/民族」を意味する接頭辞(元々ギリシャ語の”genos”)をつけた造語である由。
―”delito de lesa humanidad”は、3月29日の本項で説明した”crimen contra la humanidad”と同様、「人道に対する罪」。
―90年代の旧ユーゴスラビアで、「民族浄化」という新しい単語が生まれた。英語では”ethnic
cleansing”、スペイン語では “limpieza étnica”が訳語として定着しているが、これもジェノサイドと同じ。ぞっとするような恐ろしいネーミング。
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