2014年4月8日火曜日

今日のスペイン語(19)  無人機

 今日は最近の時事用語。いわゆる「無人機」。

―「今週月曜日、韓国で、隠密裏に大統領公邸を撮影していた北朝鮮の無人機2機が見つかった。これを受け、Park Geun-hye大統領は、軍に対して、国内の重要施設周辺の警戒措置を強化するよう指示した。韓国軍はいま全国で、無人機の捜索を行っている。」

(スペイン語訳)“El pasado lunes en Corea del Sur descubrieron dos drones norcoreanos estrellados que habían fotografiado la residencia presidencial sin que hubieran sido detectados. Por ello, la presidenta Park Geun-hye ha dado instrucciones al ejército de reforzar las medidas de seguridad alrededor de importantes instalaciones del país. Las tropas surcoreanas están buscando más aviones robot por todo el territorio nacional.”

(解説)今回は、パキスタンやアフガニスタンですっかり有名になった無人機の話。英語ではdrone。昨年のジョセフ・コシンスキー監督「オブリビオン」(Oblivion)では、丸っこい無人攻撃機が文字通りドローンという名で出ていた。思い起こせば、ジェイムス・キャメロンの「ターミネーター」(Terminator。スペイン語も同タイトル)や、更に古くはスタンレー・キューブリックの「2001年宇宙の旅。」(英語オリジナル・タイトルは“2001: A Space Odyssey”スペイン語では“ Una Odisea Espacial”、1968年の映画)も、機械が自分で偵察や攻撃をする話だった。今や、サイエンス・フィクション映画が現実のものとなりつつある。
 無人機スペイン語でもそのまま”dron”で通じる。但しこれは王立アカデミーの辞書には出ていない。忠実に訳すならば、avión no tripulado”。“avión robot” とする報道もあるので、この記事では、二回目に出てくる時はこちらの表現を使用した。

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