2014年8月11日月曜日

今日のスペイン語(147)  熱中症

 この夏、テレビをつけるたびに「熱中症に注意しましょう」と聞こえてくる。もちろん日本だけが特に暑いのではなく、スペインの夏も相当暑い。当然、熱中症で入院する人が多い。熱中症に関する簡単な記事を見つけたので読んでみよう。

 
(スペイン語)
 EL HOMBRE de 48 años ingresado en el Hospital Clínico Universitario de Zaragoza con síntomas de hipertermia está "estable dentro de la gravedad", según informaron fuentes del Gobierno de Aragón. El enfermo, que ingresó el martes, continúa en la Unidad de Cuidados Intensivos del centro hospitalario y está sedado.

 
(日本語訳)
 アラゴン州政府筋の情報によると、熱中症の症状のためサラゴサ大学病院に入院した48歳の男性は、重篤ではあるが安定している由である。火曜日に入院したこの患者は同病院の集中治療室におり、鎮静剤治療を受けている。

 
(解説)
1 スペイン語で熱中症はhipertermiaだが、スペインで生活していた時はむしろ「日射病(insolación)に気をつけなさい」と言われることが多かった。この他に熱射病(golpe de calor)というのもある。それぞれの定義を調べたが、要するにどれも暑さで体が参ってしまうことらしい、あまり変わらないのかな、との印象を得た。ちなみに、熱中症というのは、日射病とか熱射病等、この種の症状の総称である由。

2 “sedar”は鎮静にさせるとの意味。スペイン語圏で薬局に行って鎮静剤を注文する時には “sedante”というので、覚えておくと便利な単語。

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