2014年8月4日月曜日

今日のスペイン語(139)  食料安全保障 その1

 最近、経済連携協定やTPP関連の記事が出るたびに、日本国内では「食料安全保障」という単語が現れる。世界の多くの途上国では、未だに数億人が飢餓に苦しむ中で、「食料安全保障」の重要性が唱えられている。そもそも食料安全保障とは何なのか、いくつかの文書から取り出してみた。

 少々長くなるので、今日は先ず、国際的に確立したFAO(国際連合食糧農業機関)の定義をみよう。

 
(スペイン語)
  “Existe seguridad alimentaria cuando todas las personas tienen en todo momento acceso físico y económico a suficientes alimentos inocuos y nutritivos para satisfacer sus necesidades alimenticias y sus preferencias en cuanto a los alimentos a fin de llevar una vida activa y sana.”(Cumbre Mundial sobre la Alimentación, 1996)

 
(日本語訳)
 食料安全保障は,すべての人が,いかなる時にも,活動的かつ健康的な生活をするための食生活上のニーズと嗜好に合った、安全で、栄養のある十分な食料を、物理的・経済的に入手可能である場合に、達成される。(1996年の世界食料サミットでの定義


 

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