(スペイン語)
Con el reto de recortar la «brecha
digital», o lo que es lo mismo, las diferencias sociales para acceder a las
Tecnologías de la Información y Comunicación (TIC), el proyecto de
Estimulación Dinámica y Alfabetización Digital se acercará a unos 300 alumnos
de 22 localidades de Castilla y León. Los beneficiarios de esta actuación, personas
mayores, recibirán una formación basada en una metodología adaptada a sus
necesidades, que tratará de simplificar la utilización de las nuevas
tecnologías.
(日本語要旨)
「ディジタル・ディバイド」即ちICTへのアクセスを巡る社会的な格差を解消するため、カスティーリャ·レオン州内22市の受講者300人に対する「ディジタル活性化・リテラシー促進計画」が行われる。この計画の受益者である高齢者達は、新たな技術を容易に活用できるよう、彼らのニーズに適したやり方で、訓練を受けることとなる。
(解説)
1 ディジタル・ディバイド(Digital Divide)は、スペイン語でも”brecha
digital”として既に定着している。日本語でも「情報格差」よりディジタル・ディバイドの方をよく耳にする。ICT(情報通信技術。英語のInformation and Communication Technology)は、スペイン語でも”Tecnologías de la Información y Comunicación ”よりも略語の“TIC”で通用する時代になった。
2 一般にデジタル・ディバイドとは、ICTの恩恵を被る側とそうでない側の格差を意味するが、文脈によって、国と国の間の格差、国内の地域間(都市部と地方部)の格差、個人の間の格差(年齢や教育、所得等による差)など、いろいろな使われ方をするのは、日本でもスペイン語圏でも一緒である。かくいう私も、流石に家電量販店で「インターネット下さい」とか「電子書籍を1冊欲しいのですが」とは言わないように気を付けているが、最新ICTへのキャッチアップに大変苦労しているので、上記記事のような講習会があると、助かるのだが…。
3 なお、2000年の九州・沖縄サミットでは、日本が音頭をとり、「グローバルな情報社会に関する沖縄憲章」を取りまとめ、ディジタル・ディバイドの解消とともにディジタル・オポチュニティーの活用という前向きのイニシアティヴを打ち出したことは記憶に値する。スペイン語とは直接関係ないけれど、ご関心の向きは次のアドレスをご参照願いたい。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/summit/ko_2000/documents/pdfs/it2.pdf)
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