2015年8月5日水曜日

今日のスペイン語(359) ジョーク:弁護士

 弁護士は、ジョークでやり玉に上げられることが非常に多い。何故かといえば、何よりも、法律相談料がとても高いこと。それをネタにしたジョークを一つ。

(スペイン語)
Un hombre va a un bufete de abogados y pregunta:
--¿Cuánto cobran ustedes por consultas jurídicas?
--Cobramos mil euros por tres preguntas.
--¿No es demasiado caro?
--No. ¿Cuál es su tercera pregunta?

(日本語訳)
 ある人が法律事務所を訪れて、
「法律相談料はいくらですか?」
「質問3つにつき1,000ユーロ頂いています。」
「それ、髙過ぎないですか?」
「いいえ。で、3番目の質問は何ですか?」

(解説)
 このジョークの描くような弁護士が本当にいるかどうか知らないが、スペインでは一般にそんなイメージを持たれている。

なお、外国に進出した企業が現地の弁護士事務所と法律顧問契約をする際には、通常、毎月の基本的相談料(リテイン料)を支払い、よくある法律相談はその範囲内で済んでしまう。大きな契約交渉や訴訟などの大きな懸案が生じた時には、相応の特別料金を支払う、という形が多いようだ。私の経験上は、特別料金が発生する場合には、事前に言ってくれるので、このジョークのような目に逢ったことはない。

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