2015年8月6日木曜日

今日のスペイン語(360) ジョーク:弁護士 その2

 前回、弁護士の相談料が高いと書いたが、さらにおぞましい守銭奴のように描かれる弁護士像もあるようだ。

(スペイン語)
 Un vampiro joven dice a su padre: “Papá, yo quiero ser abogado.”
 El padre vampiro le contesta: “¿No te alcanza con chupar la sangre sólo de noche?”

(日本語訳)
 若い吸血鬼が父親に:「父さん、私は弁護士になりたいんだ。」
 父親の答えは:「おまえ、夜中に血を吸うだけで十分じゃないのか?」

(解説)
 ご承知のとおり、吸血鬼は、陽の光に当たれないので、昼間は棺桶の中で睡眠をとり、夜になると起きだして、人の生血を吸って生きている、と言われている。若い(子供の)吸血鬼の本意はわからないが、父親の吸血鬼が持つ弁護士のイメージは、困った人達から「生血を吸う」昼間の吸血鬼である。弁護士というのは、吸血鬼からさえ「人の生血を吸うひどい奴」とみられている、というジョークである。

 

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