2014年7月10日木曜日

今日のスペイン語(115)  手紙の書き方 その2

 今日は、前回の手紙例文を部分ごとに説明。

1 日付と場所(la fecha, el lugar)
(1)日付
 通常は例文のように“día”、 mes”、 año”の順に書く。日本の公文書では平成○○年と書くが、外国人相手の場合、特に外国にいる相手に元号を書いても通用しないので必ず西暦表記とするのは、言うまでもない。なお年号は“de 2014”とせず“, 2014”としてもよい。

(2)場所
 手紙を認めた場所を書く。出張先で書く手紙ならば出張先の地名を記す。地名はあまり狭い地域名(練馬とか赤羽)や、まして住所(△町1-1-11など)を詳しく書くのでなく、東京とか京都といった、都市名位にするのが適切である。

 
2 相手の氏名と住所(Encabezamiento)
 葉書でなく手紙であれば、封筒に宛先人の氏名と住所を書いてあるので、手紙の本体では省略しても構わない。

 
3 挨拶(Saludo)
 日本語でいえば、「拝啓」とか「親愛なる~」にあたるような表現。受け取り人の地位や、差出人との関係、手紙の性格(フォーマルさの度合い等)によって、いろいろな書き方がある。いくつかの例を記す。

―インフォーマルな挨拶
 ¡Hola!, Pepe
 Querido(a) amigo(a), Querido(a) Juan(Gabriela)

―フォーマルな挨拶
  Estimado(a) Señor(a), José, Magdalena
  Distinguido(a)  Señor(a)
  Apreciado(a) amigo(a)
  Sr. Director
  Muy señor mío

―すごくフォーマルな挨拶
  Excmo. Sr. Embajador
  Su Alteza Real
  Rector Magnífico

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