(日本語)
7月23日、韓国の農場で豚の口蹄疫が発生した。韓国では2010年以来4年振りの発生である。東アジア地域北朝鮮、ロシア、中国等で続発している中、近接する韓国で発生が確認されたことにより、日本への口蹄疫ウィルス侵入のリスクが一段と高くなった。国や都道府県は、農場への人や車両の出入りに際しての消毒徹底、畜産関係者の口蹄疫発生国への渡航自粛等を呼びかけ、また水際検疫を強化してウィルス侵入に備えている。
(スペイン語)
El 23 de julio se
detectó
la fiebre aftosa porcina
en una granja de
Corea del Sur. Han pasado cuatro años desde la última aparición en este
país que fue en 2010. El riesgo de entrada del virus de la fiebre aftosa en
Japón ha aumentado, ya que lo ocurrido en
Corea del Sur es un incidente en un país vecino de Japón, después de varios
casos recientes en Asia Oriental como Corea del Norte, Rusia, China..., etc. El gobierno central y de las provincias de Japón están
preparándose contra la invasión del virus, a través de varias medidas como el
llamamiento a los que trabajan en ganadería para que hagan una desinfección
completa de personas y vehículos a la entrada y salida de granjas, y que autolimiten
viajes a los países infectados del virus, así como el fortalecimiento de la cuarentena fronteriza.
(解説)
1 口蹄疫とは、伝染病の一つで、牛や豚などのいわゆる偶蹄類に感染する。世界中で厳しく監視されており、日本でも法律により家畜伝染病に指定されている。感染率が高く、運動障害や栄養失調、死亡によって畜産業に大きな被害を及ぼすので、感染した動物は殺処分され、家畜の搬出は制限され、消毒や交通制限等の厳しい措置が取られる。
3 なお、口蹄疫は人に伝染する病気ではなく、発生国で肉を食べても大丈夫。数年前、或る外国政府の高官から、「我々は自分の国の牛を食べているが全く健康に影響はない。どうして日本は我々の牛肉を輸入できないのか」と問い詰められたことがある。日本の家畜も守らなければいけないのだと丁寧に説明し、やっと納得してもらったが、皆さんも外国在住時、この手の迷議論にひっかからないよう、気を付けよう。
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