(日本語訳)
新しいミレニアム開発目標報告2014は、世界、地域、国及び地方レベルで、目標達成のために手を携えて努力したおかげで、何百万人もの生活が改善したことを示している。これらのターゲットはまた、次の世界的な開発目標のベースとしても役立つであろう。
バンキムン国連事務総長は、「ミレニアム開発目標は、人間の尊厳、平等、公平という原則を守り、世界を極度の貧困から救い出すための公約であった。」と述べる。「(ミレニアム開発目標は)8つの目標と、特定の期間を付したターゲットを以て、我々の時代における喫緊の開発課題に取り組むための計画であった。」
(解説)ミレニアム開発目標については、以下、外務省のホームページからの引用を適宜参照願いたい。
ミレニアム開発目標(Millennium
Development Goals: MDGs)は、開発分野における国際社会共通の目標です。2000年9月にニューヨークで開催された国連ミレニアム・サミットで採択された国連ミレニアム宣言を基にまとめられました。 MDGsは、極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年までに達成すべき8つの目標を掲げています。
<目標と主なターゲット>
目標1:極度の貧困と飢餓の撲滅
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1日1.25ドル未満で生活する人口の割合を半減させる
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飢餓に苦しむ人口の割合を半減させる
目標2:初等教育の完全普及の達成
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すべての子どもが男女の区別なく初等教育の全課程を修了できるようにする
目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
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すべての教育レベルにおける男女格差を解消する
目標4:乳幼児死亡率の削減
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5歳未満児の死亡率を3分の1に削減する
目標5:妊産婦の健康の改善
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妊産婦の死亡率を4分の1に削減する
目標6: HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
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HIV/エイズの蔓延を阻止し、その後減少させる
目標7:環境の持続可能性確保
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安全な飲料水と衛生施設を利用できない人口の割合を半減させる
目標8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
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民間部門と協力し、情報・通信分野の新技術による利益が得られるようにする
(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/doukou/mdgs/about.html)
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