2014年6月15日日曜日

今日のスペイン語(88)  豚肉の部位

 牛肉に続いて、今日は豚肉の部位。最近、イベリコ豚の人気が高いことでわかるように、スペイン語圏とくにスペインでは、実に多くの機会に豚を食べる。ご存じのチョリソ(chorizo)やハム(jamón)も豚が原料。牛肉同様、スーパーマーケットに行ったら、どの部位かを知らないと買い物さえできない。豚の部位もスペイン語圏在住者には必須の知識なので、ぜひ覚えておこう。
 なお、豚肉も、牛肉と同様、国により地域により部位の呼び方が異なるので、留意願いたい。


 

 以下、括弧内がスペイン語。[ ]は英語。続いて、各部位が使われる代表的な料理。

―肩ロース(Cabecero[Blade Shoulder]
 肉がきめ細かく、コクがある。ソテーや焼き肉。

―肩(Bondiola[Arm Shoulder]
 運動するところなので赤身が多い。煮込み料理。

―ロース(Lomo[Loin]
 肉がきめ細かく、柔らかい。トンカツやポークソテー。

―ヒレ(Solomillo[Tender Loin]
 豚1頭からとれる肉量の2%程度という貴重な部位。トンカツ。

―ばら(Panceta[Belly]
 肉質が柔らかい。角煮、焼き豚、炒めもの。骨付きのばら肉は、いわゆる「スペアリブ」Costilla [Spare Rib]

―もも(Jamón[Leg]
 赤身。オールラウンドの用途。スペインの一般的な言い方では、ももとそとももは区別していない模様。スペインで最も重要な用途はハムの材料なので、Jamónと呼ばれる。

0 件のコメント:

コメントを投稿