なお、豚肉も、牛肉と同様、国により地域により部位の呼び方が異なるので、留意願いたい。
以下、括弧内がスペイン語。[ ]は英語。続いて、各部位が使われる代表的な料理。
―肩ロース(Cabecero)[Blade Shoulder]
肉がきめ細かく、コクがある。ソテーや焼き肉。
―肩(Bondiola)[Arm
Shoulder]
運動するところなので赤身が多い。煮込み料理。
―ロース(Lomo)[Loin]
肉がきめ細かく、柔らかい。トンカツやポークソテー。
―ヒレ(Solomillo)[Tender Loin]
豚1頭からとれる肉量の2%程度という貴重な部位。トンカツ。
―ばら(Panceta)[Belly]
肉質が柔らかい。角煮、焼き豚、炒めもの。骨付きのばら肉は、いわゆる「スペアリブ」Costilla [Spare Rib]。
―もも(Jamón)[Leg]
赤身。オールラウンドの用途。スペインの一般的な言い方では、ももとそとももは区別していない模様。スペインで最も重要な用途はハムの材料なので、Jamónと呼ばれる。
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