トヨタ自動車が、次世代のエコカーといわれる燃料電池車を、今年度内に販売する方針と報じられている。予定価格は700万円と高価だが、何しろ走行中に二酸化炭素を出さないという、非常にエコでクールな製品なので、話題に上ることも多いだろう。日本語とスペイン語訳を作ってみた。
(日本語)
トヨタ自動車は、燃料電池車の一般向け販売を今年度内に始めることを決定した。価格は約700万円となる見込み。燃料電池車は、水素と酸素を化学反応させて電気をつくる燃料電池を搭載し、モーターで走行する。水素は走行中に二酸化炭素を排出しないので、燃料電池車は最先端のエコ・カーである。トヨタ自動車に続き、ホンダは来年、日産は2017年に一般向けの販売を始める予定である。
(スペイン語)“Toyota, compañia automotriz japonesa, decidió empezar la
venta al público de un coche de pila de combustible en este año fiscal.
El precio será alrededor de siete millones de yenes. Este vehículo usa un motor que funciona con una pila que genera electricidad a
través de una reacción química de hidrógeno y oxígeno. Es un vehículo ecológico de vanguardia, ya que
el hidrógeno no emite anhídrito carbónico cuando el coche está en movimiento. Después
de Toyota, Honda el año que viene y Nissan en 2017 comenzarán respectivamente la
venta al público de este vehículo.”
(解説)
燃料電池車は最先端の技術なので、巷のスペイン語では、未だ「誰でもわかる」訳が確定していない模様で、説明に“vehículo(coche) de pila de combustible”と訳すのが便利と思う。
なお、前記の説明文では究極のエコカーのようなことを書いたが、現段階では、コスト高に加え、エネルギー効率が低いとか、(自然界からの)水素取り出し過程で化石燃料を利用せざるを得ないという限界があることは認識しておく必要がある。
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