(日本語)日本では、4月末から5月上旬までの間、「国民の祝日に関する法律」によって定められた祝日が連なっており、労働者が長い休暇をとれるチャンスなので、ゴールデン・ウィークと呼ばれている。この期間中には次の祝日がある。
4月29日 昭和の日(かつては昭和天皇の誕生日)5月3日 憲法記念日
5月4日 みどりの日
5月5日 こどもの日
祝日と土曜日、日曜日が重なった場合には、翌週の月曜日、火曜日が振り替え休日とされるので、ゴールデン・ウィーク中は少なくとも6日間が休日になる。さらに、祝日ではないが、5月1日のメーデーを休みにする会社も多い。祝日と祝日の間に休暇をとって、長い連休にする人もいる。要するに、日本のゴールデン・ウィークは、日本の労働者にとっていわば短縮版夏期休暇なのである。
(スペイン語訳)“Determinado por la Ley de Fiestas Nacionales en Japón se concentran varios días festivos desde finales de abril hasta primeros de mayo. Es un período en que los trabajadores pueden tomar largos días de vacaciones. De ahí se le llama “Golden Week (Semana de Oro)”. La Semana de Oro comprende los siguientes días festivos:
29 de abril; Día de Showa (Antiguamente era el cumpleaños del emperador Showa)
3 de mayo; Día en memoria de la Constitución
4 de mayo; Día del Verdor (de la Naturaleza)
5 de mayo; Día de los niños
Si unos feriados caen en sábado o domingo, se
mueven al lunes y martes para no sacrificar los festivos. Así gozamos por lo
menos de seis días de vacaciones en este período. Además, aunque el 1 de mayo,
Día del Trabajador, no sea fiesta nacional, muchas compañías dan el día libre a sus
trabajadores. También hay trabajadores que toman vacaciones extras haciendo
puente.
En fin, la Semana de Oro podría ser
considerada como unas breves vacaciones de verano para trabajadores japoneses.”
(解説)
1 ゴールデン・ウィークに限らず、日本独自の制度や習慣については、日本語の名称を直訳しても理解されないので、「直訳名称+解説」が必要となる。どうやって説明したら理解され易いかを考えてからスペイン語に直さざるを得ないので、多少手間のかかる作業である。ここでは、丁寧な祝日の説明に加えて、最後に夏期休暇という(スペイン人の琴線に触れる)単語を使ってみた。スペインはじめ欧州諸国、就中南欧では、夏期に1ケ月程度の長期夏期休暇を取るのは常識であり、そのために会社の業務が停滞することも良く知られている。「短縮版夏期休暇」というマジック・ワードで、先方の理解を容易にしようと考えた次第。
2 法定休日の間に有給休暇をとって連休にすることを、スペイン語で”hacer puente”という。今年のゴールデン・ウィークに即して言うと、例えば5月7日(水)、8日(木)、9日(金)に有給休暇をとって、9日間の長期連続休暇(5月3日(土)~11日(日))にすること。日本語で「飛び石連休」と言うが、スペイン語でも同様の発想から、文字通り「飛び石」(のようにバラバラに散った複数の祭日)の間に「橋」(puente)を架けて連続の休みにするという意味の熟語なので、とてもわかりやすい。
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