1 Receta para bajar de peso
-Doctor:
¡Cinco manzanas diarias!
(医者:毎日5マンサナですよ。)-Paciente: OK, pero ¿verdes o rojas?
(患者:了解。でも青リンゴですか、赤リンゴですか?)
-Doctor: No, ¡Corriendo!
(医者:そうじゃなく、走るんですよ!)
(解説)減量の秘訣について、(おそらく減量クリニックの)医者が言うmanzanasの意味を、患者が取り違えるのがミソ。医者は「毎日5ブロック(cinco manzanas。街区のこと)は走りなさい」と指示する。患者はこれを5つのmanzanas(リンゴ)を食べることと誤解して、青リンゴか赤リンゴかと質問するが、医者がそうじゃないと諭す話。減量を必要とする患者は多分大食漢なので、つい食べ物(食べると痩せる食品?)を連想してしまったのだろう。
2 Me atracaron
Llega Pepito a la escuela llorando y la
maestra le pregunta.
(ペピトが泣きながら学校にやってきたので、先生が尋ねた。)-Maestra: ¿Qué pasó, Pepito?
(先生:どうしたの、ペピト?)
-Pepito: ¡Me atracaron, maestra!
(ペピト:先生、強盗に遭ったの。)
-Maestra: Ay, Dios míoooo..., y ¿qué te quitaron?
(先生:まあ、大変... それで、何を盗られたの?)
-Pepito: La tarea.
(ペピト:宿題。)
(解説)PepitoはJoséの愛称Pepeに縮小辞を付けたもの。ジョークには、とても辛辣なもの、排外主義的なもの、エログロなもの等、事実上「使ってはいけない」類のやつが多い。ここに記したのは他愛ないジョークだけど、どんなTPOでも問題にならないので、安心して披露できる。
なお、お気づきと思うが、このジョークの会話は全て一日の中で起こったこと(嘘も含めて)だから、スペインならば完了形で記すところ(“¿Qué te ha pasado?”とか“Me han atracado.”)。アルゼンチンに勤務した当初は、「今日」、「今週」のことでも、このジョークのように単純過去を使うので、同じスペイン語でも違うのだなあと感じた。 ¿Viste?
3 ¿De la casa o del
trabajo?
(レストランで、ボーイがニコニコして客のテーブルに近づき、グラスにワインを注ぎながら)
-Camarero: Vino de la casa, señor.(ボーイ:お客様、ハウスワインでございます。)
-Cliente: ¿Y a Usted qué le importa de dónde vengo?
(客:(不機嫌な顔つきで)私がどこから来ようが、貴方の知ったことじゃないでしょう。)
(解説)このジョークも、最初のmanzanaと同じく、同音異議語をめぐる誤解がポイント。ボーイの言う“vino”はワインという名詞だから、“vino de la casa”は(このレストランの)ハウスワイン。客の理解した“vino” は動詞“venir”の過去形なので、「お客様はご自宅からいらっしゃったんでしょ。」と聞こえた次第。私の経験でも、ホテルやレストランで“Señor”と呼びかけられた時、語尾がほんの少し上がっているように聞こえることがある。もちろん、その場の状況や文脈から、普通に呼びかけられたのか、それとも質問されたのか、殆どの場合は明らかだけれど、このジョークの客のように、(多分)レストランに入った時から不機嫌で、思いが別のところにあったら、聞き間違いをするかもしれない。人の話は注意して聞こう。
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